2011年8月7日日曜日

日本にカジノが出来ない理由 ②

元祖のカジノ側から見ると日本のギャンブルは見
解が違う。パチンコを例にすると、ゲーム会社の
製品(パチンコ台)をホールが操作して(釘師)顧客に
利益不利益の均等性を失わせている。

スロットマシンやブラックジャックの機械をカジノが
操作したら営業停止処分。
なぜなら、大人の社交場は優雅にその時間を使
うもの。税制特需を得て、控除(テラ銭)もある施設
運営に人的操作(自分に有利)は不要なもの。

勝つか負けるかをテクニックや確率論でカジノ側
と楽しむ大人のゲーミングだから。
そして何よりも基本はその地域の財政を助けるた
めに編み出された観光資源。



大戦敗戦後の復興がメインと目される日本製ギャ
ンブルが社交ではなく射幸心だけで運営されてき
たツケがいまあるのだろう。

ついでに言うとみずほ銀行と自治体がやってる宝
くじは還元率45%の世界最悪のゲーム。
年間9,875億円(2009)がつぎ込まれているのに戻
ってくるのは4,443億。国民みんなで銀行にお金を
プレゼントしている。

追従するTOTOやナンバーズも同じ。知らない人
が損をする。復興に直接渡したほうがいいです。

★控除率
・国内競馬→25%
・海外競馬→20%
・パチンコ→10~20%
・カジノ→10%未満
・競艇・競輪・オート→25%
・宝くじ→55%

サロン(社交場)という発想からやり直して、有名な
仕分け人に最初のボタンから掛け直させないと
何も変わらないと感じます。官僚はみんな知って
いるのに知らんぷりなんですから。