スターバックスは自らその危機を悟り、たった2年
でV字回復した。株価は400%アップした。
数少ない復帰成功例スティーブ・ジョブズのアップ
ルと同じ。創業CEOが考えることはシンプル。
原点に戻る為に何をするか。何を捨てるか。
コーヒーはその場で挽き、最高の豆を最高のテク
ニックで手際よくお客様の見える位置で。
お客様ひとりを大事にする。ただそれだけだ。
儲かるからといってぬいぐるみを置いたり、匂い
のきつい食品を出したり、CDや本を売ったり。
それは他の店で出来る事。
スターバックスらしくない。
サードプレイスとして必要なこと。ショップ内WIFI
活用での無料プレミアムコンテンツ配信。
スターバックスにくると厳選されたコンテンツ体験
が出来る。
フェアトレードはナイキ同様最もチカラを入れてる
分野。最高品質のコーヒーは熱帯地域の寒暖の
激しい地域で育つ。
貧しい生産農家から正規値段よりも高く仕入れる
ことで彼らの中間搾取脅威を防ぎ、生活をしっか
り守ることで成り立つギブアンドテイク。
<ミッションステートメント>
・コーヒーの権威としての地位をゆるぎないものに
すること(最高のブレンド、エスプレッソマシン、ドリップサーバー)
・お客様とのココロのキズナを取り戻す
(ロイヤルティプログラム・交流ウェブサイト・SNS・バリスタのアイデ
ィア登用コスト削減)
・海外でのシェアを拡大し、各店舗が地域の核と
なる(スターバックスコーヒーインターナショナル・中国進出・地域
ごとのデザインコンセプト・フェアトレード&環境保全)
・持続的経済モデルの提供
(大幅なコスト削減と利益率向上・時間どおりに配達されるサプラ
イチェーン・PCやスマートフォン導入のシステム簡素化・シニアリー
ダー育成)
16,000店と20万人のパートナー、そして30カ国の
出荷農家との改革は2010年収益最高の107億ド
ル、営業利益13.3%14億ドルに達した。
毎週6,000万人がやってくる。
今や伝説となってしまった松下幸之助の熱海会談
を毎年1万人を世界中から招待し3000万ドルを掛
けて続けている。赤字のときも。
創業時にイタリア出張で出会った気さくで楽しいエ
スプレッソバーは、コーヒー一杯で人々が繋がり、
コミュニティをつくっていた。それを自分でも再現
したい。
ハワード・シュルツの小さな夢はザガットサーベイ
のコーヒー部門でついにランク1位になった。
source:Onward / Howard Schultz