2011年9月21日水曜日

韓流バブル

吉本興業・ジャニーズ・AKB48そしてKPOP。
彼らなしではTV局番組は成り立たないほどである。
そのKPOP。上陸しているのは20組を超える。
誰もがスリムで美男美女、踊れてバイリンガル。
しかしバブル終焉は近いという。

現在のKPOPファンの大半は東方神起ファンから
成り立つ90%女性、いまだに東方神起人気が圧倒
する。もともと彼らは地方回りを2年続け、着実に
ファン層をつくり上げてきた実績がある。追従する
グループは彼らのファン層をそのまま継承している
に過ぎないという韓国通は見る。

システム化された教育方法で3年以上鍛えられ、
60%以上が日本市場に輸出されるKPOPは人気に
支えられ興行は高騰する。当然それはライブチケッ
トにも反映し、レディガガでも8000円のチケットが
KPOPでは8000円~13000円もする。


50万人と呼ばれるKPOPファンが支えている市場で
持続性を保つには強引なセールス。稼げるときに
稼ぐは韓国3大事務所(SM/YG/JYP)の方針だろう
が、既に供給過多である。

ドラマは既に韓流に影が出ている。韓国ドラマは週二
回の20回ものが多い。日本では週一ワンクールの10
回。製作費15億の刑事ドラマ<アイリス>は散々な
結果で終わった。韓流に求めるのは純愛路線、アク
ションではない。

ジャニーズやよしもとも固定ファンを離さずにグループ
ごとにきちんと掴んでいるところが成功に秘訣。AKBの
ような短命路線は仕掛け人秋元の天才プロデュースが
なせる技。素人で稼げるのは彼だけの特権。

二匹目のどじょう狙いによるコモディティ化の末路はバ
ブル崩壊。人気あるものをそのまま輸入して販売する
日本のTV業界や音楽業界のもたらす結果である。
つくづく懲りない人たちと思える。