2011年7月15日金曜日

マクダナー・ストーリー

モーリス・リチャードのマクドナルド兄弟は成功していた
ドライブインレストランを閉鎖し、テイクアウトのバーガー
ショップを始めた。メニューを最小限にハンバーガーと
ポテトとドリンクの初めてのファストフード。
1948年カリフォルニアにマクドナルド誕生。
プロセスを簡略化し、品質管理が一定で、効率のいい
サービス=ファストフードは労働力節約にも寄与した。

これをチェーン化したのが当時ミキサーのセールスマン
のクロック。フランチャイズはいまや32,000を超える。
ハンバーガーは100%牛肉、83%が草を飼料とした牡牛
の肩肉、残りが穀物飼料の雌牛バラ肉。

のちにミミズパティ風評被害があったが、調査の結果
メディアのミミズ農家のインタビューが、ミミズ界のマクド
ナルドになりたいと言った事が原因と判明した。
マックの成功のカギは、家族の外食をイベントにした事
だ。ナイフフォークではなく手づかみでも問題なく、清潔
で手軽、そして何よりサイフに優しい。朝マックも出来、
マックカフェも出来バリエーションはさらに広がった。

アイダホの最高ポテトを冷凍にした事で安定供給も可能
にした。クロックが編み出したのは難しい研修を1年も2年
もやることなく、どこへでも出店できる現地雇用のプログラム。

アジアの成功は実業家藤田田の藤田商店との合弁にある。
1971年7月20日鳴り物入りで銀座店はオープンした。
早くから子供のためのチャリティ<マクドナルドハウス>を
つくり、病気と闘う子供を応援、異文化でも成功出来る事
を証明した。ロナルドマックが入院している病院に来たら
子供たちの元気は100倍になるのだ。

テリヤキマックを始め各国のオリジナルを生み出した。
(韓国/プルコギ・インド/マハラジャ・ノルウェー/サーモン・タイ/サムライポーク等)
料理長はいないが高品質、従業員が立って注文を聞く。
材料は安心で衛生的。すべてがマニュアル化されている。
60年たっても何も変わらないスタイルがここに完成している。

常識を超えたところに成功があった。

source:the making of macdonalds