2011年7月1日金曜日

光と影 ①

NewsCorpがMyspaceを35M(28億円)で売却した。
購入したSPECIFIC MEDIAにはジャスティン・ティンバー
レイクの目論見(音楽の新しい試み)があるらしい。

年間5億ドルも掛る維持費は確かに重い。FACEBOOK
だってユーザー3億人(2009年)になるまで赤字だった。
いつでも入れていつでも出られるSNSはユーザーを繋ぎ
とめる事は至難の業。メリットが継続しないサイトには誰
もとどまる事をしない。

インディーズミュージシャンの発掘には面白いサイトです
がユーザーの実名出ない分、繋がりが希薄になる。

月間3,450万人がまだ存在するMyspaceは規模を更に半
分に縮小し事業改善に向かうが、過去に沈んだサイトが
浮かんできたことがないのも事実だ。

source:wall street journal
棲み分けが加速しています。グーグルプラスもそうですが、
同じ仲間とグループを組んでその中は信用する。
でもその外は渋谷スクランブル交差点扱い。

先ごろIPOで日本上陸が決まった<LinkedIn
10個も20個も登録して結果のでない多くの就職ナビサイト
がLinkedInの出現で消えていくことになる。

利用者知っています。顧客(会社)から有能な人材だけ
を欲しい時に手配してね、あとの雑音(その他大勢)はいらない。

それを手数料年棒の30%として請け負っているサービス
が有能以外(その他大勢)のリクルーターの障害になっている。
転職も鮮度。マグロの切り身のように当日裁いた身がうまい。

ではリクルーターも作戦を建てましょう。前職の上司の推薦状
(アメリカ式)を持ち、会社がLinkedInで応募受付してるから
ダイレクトアクセス。その他大勢から脱却する必要があります。

SNSはユーザーのものです。活用する術を身につけて泳ぐ自
分と友人のプライベートプール。
泳がないなら入らないほうがいい。